深セン市中級人民裁判所は4月26日の世界知的財産権デーで、深セン市裁判所2022年度知的財産権「10の代表事件」を発表しました。当社が関係した「マニー株式会社、呉による商標権侵害案件」が第1位に選ばれています。本件は日本ブランド医療機器の偽造事件で、当社はまず刑事取締まりを試みました。しかし、違法金額が11万元に達しなかったため、刑事事件の要件を充たさず、検察は不起訴の決定を下しました。当社はその後、民事訴訟を提起し、第一審ではわずか15万元の賠償金支払い命令であったことから控訴し、最終的に300万元の賠償金を得て、全額が執行されました。
当社は本件の調査・証拠取り段階の業務を担当し、漢盛事務所が本件に関する訴えの提起を行いました。
深セン市中級人民裁判所が発表した本件に関する考察の和訳を添付しました。ご参照ください。
なお、同裁判所によると、深セン市の裁判所は2022年に約1.9万件の知的財産権訴訟を審理したとのことです。
(出典)深セン市中級人民法院公式WeChatサイト